サイトでのカスタマージャーニーを徹底研究!

いいものを作れば売れるという昔の話で、どんなにいいものを作ってもマーケティングが悪かったら売れません。逆にたいしたことがないものでもマーケティングが良ければ売れてしまうので、難しい世の中です。

そのような中でカスタマージャーニーが必要になってきています。では、カスタマージャーニーとはなんでしょうか。それは簡単に言うと一人の人が、その商品を購入するまでの行動と心理を分析してマップ化することです。人は決定するまでに様々なことを考え分析します。販売促進策を考える時にミスマッチが生じると数字が思うように上がりません。しかし、人が行動するターニングポイントを見極めることができると誘導するのが容易になります。

そこでターゲット設定をして、どのように行動するのか分析することが大事になるのです。顧客の行動を分析したり、考え方や好みを知ることは大切なので、自分がその人の立場になって考えます。もしくは、購入者にアンケートすることも助けになるでしょう。生の声を集めることも必要になります。もちろん基礎知識だけでは足りませんので、紙の上にマップを書くことが大切です。時系列に従って書いていきますが、ターニングポイントを見てわかるように色を変えたり、絵を描いたりしてわかりやすくすることがポイントです。全体を把握できたら分析方法が大事になってきますが、いくつかのパターンを用意しておくと比較がしやすいですし、問題点も見つかります。

一つの商品やサービスを開発するのとマーケティングは同時作業になってきます。着地点を考えてから、時間軸をさかのぼることもできますし、その逆もあるのです。最近では、AIの活用も進んでおり、ネット広告も個人の販売履歴や見ているサイトに連動するようになっています。それで、よりいっそう購入者に必要とするものや欲しいモノをアプローチすることが可能になっています。しかし、大事なのは売るのも買うのも人ですから、その点を理解して分析するのが不可欠です。

カスタマージャーニーは販売促進策でも基本的なものですから、十分に考えてターゲット設定を明確にするなら自然と数字に効果が現れるでしょう。それで、大事なのは、とにかくマップ化することですが、見た目にこだわらずに気になることは全て書き込むことです。そして、顧客の心理を想像する事で、自然な販売方法を見出すことができるようになりますので、分析力を磨くようにしましょう。