オンラインカジノや宝くじ(ロト)のマーケティングについて

これまで様々な分野のマーケティングに関していろいろと掲載させて頂いていますが、今回はちょっと面白い分野のギャンブルというジャンル例をあげて、そのマーケティングの違いや異なるシステムをお話ししていきたいと思います。

日本では賭博法のもとパチンコや競馬、競輪、競艇などのギャンブルが提供されていますが、宝くじやロトなど日本政府が取り扱うプロダクトのマーケティングとオンラインカジノという海外政府が許可するギャンブルのマーケティングに大きな違いがあることはご存知でしょうか?

因みにオンラインカジノでは、パチスロのようなオンラインスロットと呼ばれるゲームも提供されており、中にはジャックポッスロットなど日本にはない特殊タイプのスロットなどもあります。ジャックポットとは何?かというと、宝くじのような高額賞金が当たる機能が搭載されているタイプのスロットを指します。こういったものがプレイできるのはオンラインスロットのみと言えるでしょう。

では本題の、マーケティングの違いになりますが、私が一番個人的に感じる違いはその広告方法になります。日本政府が管理する宝くじやロトなどは基本的には広告に一番と言っても過言でない程を入れています。テレビ広告など販売促進広告費133億3200万円と報告があったこともあり、実際に購入されたその収益の大きな割合を直の広告に事前に投資するタイプとなります、日本でも有名な著名人を広告塔につけ、とても華やかで楽しいイメージにしている風潮が未だに強いです。

それに比べオンラインカジノは、こういった広告を直で行う事はされていないのが事実です。ではどういった形の広告を行っているかと言うと基本的にはインターネット上で行われるアフィリエイト広告と言う手法を利用しています。

他ページでも少し触れていますが、アフィリエイト広告は自分が紹介したい広告を第3者や別の企業によって広告をしてもらい、商品購入やサービス契約など具体的なアクションをその第3者サイトから送られた顧客から行われた場合に初めてその報酬を支払うという成果報酬型の広告となります。

大きな違いというのは、事前に支払われるものではないという事。そして自社が直接行っている広告ではない事が挙げられるかと思います。それぞれのメリット・デメリットがあるかと思いますが、同じ業種やジャンルでもこういった違いがマーケティングに現れているのは時代の流れからもあるのかもしれません。

資本金の違いや、マーケティングの意向の違いなど様々な理由から来るものかもしれませんが、マーケティングを考えていくうえで、こういった宣伝方法の違いを知る事はとても勉強になるかと思います。